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歩こう会・篠栗霊場めぐり   


【日時】
平成25年4月2日(火)AM:10時   JR城戸南蔵院駅前集合
【参加人員】       34名
【第8回目コース】   JR城戸南蔵院前駅~第60番札所・神変寺 「釈迦涅槃像」広場~第71番札所・城戸千手観音堂~第1番札所・総本寺南蔵院~~第45番札所・城戸ノ滝不動堂~第31番札所・文殊菩薩~第 3番・城戸釈迦堂~~第13番・城戸大日堂~第74番札所・城戸薬師堂~第72番札所・田の浦拝師堂第71番札所・城戸千手観音堂~JR木戸南蔵院前駅前
 
写真撮影:福永攻治
JR城戸駅前集合後、雨支度をして「釈迦涅槃像」広場へ
 「釈迦涅槃像」広場からの桜が残っている山側風景
 
シャクナゲが満開で見事でした。
第60番札所[神変寺]・釈迦涅槃像
世話人の野田さんからコース・資料の説明を受け、本日は生憎の天候のためコースを短縮して、打ち止めを午前中に変更。
釈迦涅槃像前での集合写真 この写真はクリックすると拡大します)
歩こう会の集合写真で傘を差して撮影したのは初めてです。 
全長41メートル、高さが11メートル、重さは約300トンもあるブロンズ製の巨大な釈迦涅槃像があります。ブロンズ製の涅槃象としては世界最大で、ニューヨークの自由の女神を横にした大きさとほぼ同じだそうです。平成7年(1995)5月に完成したもの
 
第71番札所[城戸千手観音堂]
七福神トンネルを出ると左手におやすみ茶屋があり、お茶の接待場所がある。その向かい側が城戸千手観音堂、この71番札所は別名足手観音堂とも呼ばれ本堂右手にその表札が掛かっています。そのいわれに次のようなエピソードがあります。昭和の初め、久留米の女性が足や手がしびれる病氣にかかり、主人に付き添われてこのお堂にやってきた。そして籠もり堂に滞在し祈願を続けたところ、半年後には全快し、自分の足で歩いて帰ることが出来たそうだ、以来いつのまにか足手観音と呼ばれるようになったそうです。
 第1番札所[総本寺南蔵院]
正式の名称は「高野山真言宗別格本山、篠栗四国総本寺」といい、八十八ヶ所霊場の一番札所です。本堂を中心に、左側には「大師堂」、「不動明王」、「三宝荒神」があります。この不動明王像は高さが11メートルもある巨大な厄除け不動尊です。さらに右側には「わらべ地蔵」、その先に「七福神トンネル」があり、このトンネルを抜けると「釈迦涅槃像」がある広場に出ます。南蔵院は、もともと高野山にあったお寺です。今から170年前、江戸天保年間に開かれた篠栗四国霊場は、明治時代に入り廃仏毀釈のあおりを受け霊場廃止命令がくだされました。困った地元の人々が存続の陳情や嘆願を30年にわたり続けました。高野山 千手谷にあった南蔵院を招致し、すべての札所を南蔵院の境内地とすることにより存続を認められました。初代住職の林 覚運は当時20代前半の若さでお堂の大きさは、わずか4畳でした。多くの信者さんの尽力や歴代の住職の布教により今では、年間120万人の方が、お参りに来られるようになったそうです。
不動明王
昭和36年10月に建立された高さ11mにもなる大きな不動明王の立像は、厄災を払うことでよく知られています.「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」の中に不動明王のことが次のように書かれている「不動明王恐ろしや、恐れる姿に剣を持ち、索を下げ、後ろに火焔燃え上るとかやな、前には悪魔寄せじてと降魔(がま)の相」さまざまな煩悩を焼きつくし、悪魔を降伏し、悟りの知恵を開き、さらに長寿、極楽行きを授けてもらえるありがたい仏様です。
 
第45番札所[城戸ノ滝不動堂] 
篠栗新四国八十八ヶ所霊場の発願者である慈忍が、伝染病に苦しむ村民のために、この滝に打たれて病気平癒を祈ったとされる歴史あるお滝場だそうです。45番のお堂はコンクリート造り、本堂左に不動の滝が掛かり、右横には、滝行する人のために籠堂があり 滝の手前にに架かる橋を渡ると、平家の落人がひそんだといわれる平家岩という巨大な岩があります。本堂右横に不動霊水窟があり中に石を彫刻した不動明王が祀られていて、前には巨大な金剛杵が奉納されていました。 
第31番札所・文殊菩薩  第3番札所[城戸釈迦堂] 
第13番札所[城戸大日堂] 
境内には、十三仏、立江地蔵尊と並び、網救身代わり大師が祭られていて、由来書きを読むと「明治以前、玄海沖にて乗組員の身代わりとなって海中に沈み53年間荒波にもまれ大業をなされ、明治20年に漁夫の網に救われ、再びこの世に出現、これより後は、人々を救う霊験あらたかな身代わり大師となったそうです。 
 
雨の中 笠を差しての篠栗巡り、これも修業。 
七十四番城戸病奪り薬師堂 
本尊は四国甲山寺勧請の薬師如来で諸病平癒に霊験があり、周辺集落の人々に信頼されている札所だそうです。木札(手形、足形、全身形)に祈願の内容を書いて奉納します。「病を奪い取るお薬師様」という意味で「病奪り薬師」と愛称されているそうです。
 この写真はクリックすると拡大します
 第72番札所「田ノ浦拝師堂」
第71番札所[城戸千手観音堂]
本日の打ち止めは71番札所で野田さんの挨拶のあと自由解散となりました。