2日目日南海岸・飫肥へ        2日目ボロイシ山・登山へ
11月5日 天神日銀前に早朝7時集合にもかかわらづ34名全員が予定の20分前には集合し、途中基山SAから2名乗車して一路南国宮崎県西都原古墳に向かいました。コスモス満開の中、古墳祭りで賑わっていた西都原古墳では1年に1回しか公開されてない男狭穂塚・女狭穂塚が見学できるという幸運に恵まれ、宿泊先の宮崎観光ホテル宴会では宮崎地区から杉村幹事を初め5名が参加されて地区・クラブ間の交流ができました。又ゲームやカラオケでは芸達者な会員の演技で大変楽しい宴会となりました。翌日6日は歩こう会は日南海岸を一路飫肥へ、途中洗濯岩(いまどきの人は洗濯板が判らないと運転手)がある堀切峠、自然の神秘な洞窟の中に本殿がある鵜戸神宮、九州の小京都といわれる飫肥藩の伊東氏の城下町の飫肥は復元された飫肥城大手門、本丸御殿の松尾の丸をはじめ、藩校や武家屋敷通りの白い壁で調和のとれた家並みで城下町らしい景観でした。登山組は砂岩層の急崖表面が風化によりボロボロと欠落する事に由来する双石山(ぼろいし山)を登山しました。青島等に見られる鬼の洗濯岩状の奇岩を撮影しながら頂上を目指し、見晴らしのいい頂上で昼食・休憩の後、塩鶴登山口へ向かいました。途中珍しい奴草(ヤッコソウ)を発見し早速カメラに収めて下山し、清武温泉で汗を流し歩こう会との合流場所、田野の道の駅に向かいました。今回の宮崎の旅は天候に恵まれ、南国宮崎を多いに満喫し、宮崎地区会員との交流、各クラブとの交流ができて充実した旅行ができました。関係の皆様のご協力に感謝いたします。(福永攻治)
このホームページの写真は原田和夫さん、帆足博之さんからの提供写真も掲載しています。
11月5日
(日)
福岡市内(日本銀行前)AA都市高速AA太宰府ICAAA基山SA(乗車)AAA北熊本SA(休憩)AAA          
えびのPA(休憩)AAA西都ICAAA西都原(昼食)AAA古墳巡りAAA宮崎県立西都原考古博物AA  
A綾城・綾国際クラフトの城(観光)AAA酒泉の杜(自由見学)AAA宮崎観光ホテル(宿泊)    【宴会】19:0021:00
11月6日
(月)
【歩こう会】ホテルAAA堀切峠(休憩)AAA鵜戸神宮(参拝)AAA油津・堀川運河AAA飫肥城・飫肥散策(観光・昼食)            道の駅田野(登山組合流)AAA田野ICAAA北熊本SA(休憩)AAA基山SA(下車・休憩)AAA           太宰府ICAA都市高速AA福岡市内(日本銀行前)               
 【登山】   ホテルAAA塩鶴登山口(双石山登山組)hh清武温泉(入浴) AA(道の駅田野(観光組合流)
特別史跡 西都原古墳群
東西2km、南北4km、標高70mの平坦な洪積層台地に4世紀頃から7世紀に築造されたと推定される311基のさまざまな形をした古墳が横たわっていました。昭和27年に国の特別史跡に指定され、さらにわが国第1号の風土記の丘として昭和41年から昭和44年にかけて整備されその古墳の大部分はいまだ発掘されないまま、多くの古代の謎を秘めて千数百年もの時を眠り続けているそうです。また、西都原ではコスモスが一面に咲き誇り、昨日からの古墳祭りで沢山の人々で賑わっていました。
西都原に到着後、西都原ガイダンスセンター(このはな館)で昼食をとり、早速ボランテイアの案内で散策開始
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鬼の窟(いわや)古墳

6世紀後半最後の首長の墓とされてる。直径37m高さ7.3mの2段墳丘の古墳で墳丘の周囲に二重の提(土塁)があり、土塁は高さ2m〜2.5m幅は基底部9m外側直径は南北71.9m東西73mだそうです。西都原古墳群では横穴式石室を持つ唯一の古墳で江戸時代後半頃に開口され、古くから参道の両側に老松が植えられているなど鬼の岩谷信仰を物語っているとの事。平成7年度の調査で、石室から組合せ式木棺と推定される鉄釘・耳環・金銅装馬具・須恵器のかけらが出土し、その陪塚とみられる205号円墳(径14m・高さ3m)から土器や平成7年の調査で周溝から須恵器(坏、高坏)・土師器(はじき)等が出土したそうです。
右の写真は大正時代の鬼の窟参道の老松の写真で古くから鬼の窟信仰があったことを表しているそうです。
男狭穂(おさほ)塚と女狭穂(めさほ)塚
西都原古墳群を代表する最大の巨大古墳で、古墳時代日向王国の首長墓と見られているそうです。両古墳は、天皇家祖先のお墓の可能性があるため、宮内庁陵墓参考地に指定され正式な発掘調査は実施されていません。また内部に入ることもできませんが今回の旅行では年に1度だけ11月第1日曜日に公開ということで幸運にも見学ができました。
西都原考古博物館 平成16年度に開館した博物館で西都原のあらゆる資料が展示されていました。1時間の見学ではとても時間がたりませんでした。
綾


         綾城
足利尊氏から恩賞としてこの地を与えられた細川小四郎義門が築いたと伝えられ綾城は当時の城をそのままでなく日本城郭協会の時代考証に基づき戦国時代初期の山城として造られたそうです。1・2階は民俗資料や古文書の展示やビデオの上映、綾町出身の名刀鍛冶田中国廣の陳列品もありました。3階は眺めのよい展望楼で綾の町が一望できました。
「酒泉の杜」は、日本一といわれる照葉樹林と国土交通省選定の水の郷で宮崎県綾町にある産業観光のテーマパークです。酒造り(焼酎・清酒・ワイン・地ビール等)、温泉、宿泊、伝統工芸、お食事処など、観て・味わって・くつろげる所でした。
松九会一行様はまずは無料試飲コーナーへ、隣りのお土産コーナーの試食をつまみにしばし宴会の1次会が始まりました。
おいしい試食、うまい試飲 酒泉の杜 バンザイ、これでホテルでの宴会の酒代は助かると幹事の皮算用。
宮崎観光ホテル宿泊
新婚時代に宮崎観光ホテル宿泊した参加者が懐かしそうでした。ホテルからの夜景や早朝の日の出はやはり南国の風景でした。4年前からここも温泉街になり、たまゆらの湯の露天風呂も最高でした。朝の一木一草のレストランのバイキングも大変おいしい料理でした。


宴会
この旅行は宮崎地区会員及び各クラブ間の交流が目的でしたので宮崎地区から杉村幹事をはじめ5名の会員が参加されて懐かしく、楽しい宴会でした。早速、藤井さんの司会で宮崎地区会員の紹介と杉村幹事の挨拶に続いて、藤尾さんの乾杯で宴会が始まりました。
今回参加された奥様方 ビンゴゲームの開始
ビンゴゲームでは宮崎地区の佐々木さんにお願いした景品(今年の都濃のワイン、蒸気屋のかすだどん等)を当てて大いに盛り上がり、次は福田幹事の司会でクラブ・宮崎地区対抗のテニス大会が新聞紙の上で始まりました。
優勝はテニスクラブでした。 頭にぞうりで名演技でした。しかし似合うなあ!
この方たちも名演技で拍手喝采でした。松九会も色んな役者が多く、今度の旅行で貴重な人材を発見した宴会でした。
大いに盛り上がった宴会は博多祝いめでたで閉めて最後に宮崎地区会員と一緒に記念写真を撮りました。
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 2日目・日南海岸・飫肥へ