日時 平成19年8月7日 (火)  
参加人員 51名
コース 天神:日銀前ー唐津街道:対馬藩ーバスー虹の松原ーバスー城下町入口→太鼓橋〜番所跡→唐津神社ーバスー
高取邸 〜 石垣の散歩道−バスー唐津東港−船ー高島港東 〜 お休み処(昼食) 〜 宝当神社 〜島半周 
高島港東−船ー唐津東港ーバスーお魚村(買物/トイレ)〜二条浜玉自動車道路〜 天神:日銀前 
歩こう会では例年8月は暑いので、さわやかな海風を求めて玄界灘に面した島々を歩くことにしています。 
今回は、一攫千金「3億円サマージャンボ」当籤を祈願すべく、唐津湾にポッカリと浮かぶ高島(別名宝島)の「宝当神社参拝と高島散策」を中心に企画いたしました。 運命の8月7日(火)がやってまいりました。 
早朝にもかかわらず、宝くじ「3億円当籤!」の期待に胸膨らました51名の方々が天神日銀前にニコニコとして参集、早速貸切バスに乗車、一路唐津に向かって出発!途中浜玉町役場前にて下車、唐津街道の浜崎宿、諏訪神社、虹の松原などの歴史的由来やエピソードを学びつつ歩きました。 つづいて松浦川の大橋を渡ればそこは唐津藩の城下町。 「唐津くんち」の巡行コースになっていて、江戸時代がそのまま残っている古い町並みや唐津城の石垣に沿った散歩道を歩きました。 
なかでも、明治・大正・昭和時代の佐賀県、炭鉱王高取伊好(コレヨシ)の「旧高取邸」(国指定重要文化財)の見学では往時の建築の粋を集めた、総建坪600坪の建物の大きさには圧倒されました。見学後は、唐津東港よりチャーターした遊覧船「福宝丸」で高島へ渡島。
地魚・地ウニの美味しい昼食後は、お目当ての宝当神社へ。 幸運が当たるよう皆さん熱心に参拝。 
最後の極めつけは、高島往復のクルージィングだったのが、野崎船長大サービスの唐津湾一周のクルージィングとなり、全員大感激!「歩こう会が海の上を走っている!」と己の年齢を忘れ童心にかえり楽しんだ、クルージィングでした。歩こう会は今回で41回目を迎えましたが、その中でも最高に楽しい歩こう会でした。 (野田 弘信)
対馬藩秋葉町 〜 佐賀藩轟木宿
約250年の伝統を持つ浜崎祇園祭・子供山笠展示場  浜崎宿・街道を歩く
諏訪神社          ●浜崎祇園の神社  ●蝮よけの神社
もうひとつの恋伝説、朝廷貢物の鷹で結ばれた百済の王子と諏訪姫のロマンを伝える神社でマムシ除けの神社としても有名だそうです。
虹の松原
虹の松原(にじのまつばら)は佐賀県唐津市唐津湾沿岸に広がる松原日本三大松原のひとつで特別名勝に指定され、日本の白砂青松100選日本の渚百選にも選ばれています。玄海国定公園の一部で長さ約5kmにわたって弧状にクロマツ林が続き、海水浴場としても知られています。
虹の松原は、幅400〜700m、長さ約4km、総面積約240haにわたる、通称100万本のクロマツを中心とした松林で、今からおよそ360年前の江戸時代初期に、時の藩主寺沢志摩守廣高が後背地の新田開発などのための防風、防砂、防潮林として植林をしたのが始まりといわれています。
幕藩時代には、「二里の松原」「御松原」と呼ばれていましたが明治30年代頃から「虹の松原」と呼ばれるようになり、現在では松原の中央を国道202号線が東西に通っており、観光名所として年間を通して全国から多くの観光客が訪れ、両側から張り出した松の枝によって造られた自然のトンネルが、多くの人に感動を与え、また絶賛を受けているそうです。
虹の松原 七不思議
1.井戸水は海岸に近いのに真水。
2.松原にはセミの声がしない。
春にはハルゼミが鳴いています。
3.槍が掛けられるような横枝が伸びた松。
4.松原には蛇がいない。
浜玉町には蛇伝説の諏訪神社があります。
5.100万本の松はクロマツばかり。
6.高くならない松がある。
7.根上り松。
五反三歩池
唐津くんち
唐津供日の曳山行事は、通称「からつくんち」と呼ばれる唐津神社の秋季例大祭で最大の特色は全国的に例をみない超大型の漆塗りの一閑張りという技法で造られた14台の芸術品・曳山を勇壮華麗に曳き回すところにあるそうです。
ここは宵山のコースの中でカーブが最も急なスポットで見どころとされているポイントの1つだそうです。 青獅子の迫力満点の曳込み
大石町の石造り恵比須像(鯛を小脇に抱え微笑している石像)
太鼓橋
唐津城の外堀を見学
唐津神社
神功皇后が新羅遠征の海路の安全を祈願し、凱旋時に捧げたと伝えられる宝鏡を発見し祀ったのが始まりと伝えられる古社。秋季例大祭が有名な「唐津くんち」で11月2〜4日の3日間、華麗な曵山が町中の通りを駆け抜けます。1819(文政2)年、木彫師石崎嘉兵衛が伊勢参りの帰りに京都で見た祇園山笠に触発され、仲間と「赤獅子」を作り奉納したのが始まりで、曵山は現在14台あり、普段は神社横にある曵山展示場に保管され、一部は見学用に展示されています。
高取邸
旧高取家住宅は、敷地約7,600平米。炭鉱主として成功した高取伊好(たかとりこれよし)1850年〜1927年の旧宅で、和風を基調としながら洋間をもつなど明治時代の邸宅の特徴を備え、大広間に能舞台を設けたり、絵が描かれた杉戸、動植物をテーマとした欄間など明治の香りが強く残る邸宅です。
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石垣の散歩道
石垣の散歩道と呼ばれるところで三の丸の北側に残る石垣が続いています
吉野ヶ里歴史公園〜吉野ヶ里遺跡
高島は佐賀県唐津市の唐津湾に浮かぶ 周囲3キロ、人口約400人の島で、島の宝当神社の年間参拝客は 約15万人 1日平均400人島民と同数が訪れ、ジャンボ宝くじ発売直後だと 1日2000人だそうです。
高島のお休み処で昼食(刺身定食と煮魚定食)
島の宝くじ売り場の宝当乃館(07夏のジャンボくじ発売の最終日)で購入後、宝当神社で当籤祈願。
宝当神社
宝当神社(ほうとうじんじゃ)は唐津市の離島、高島にある神社です。高島の産土神を祭った塩屋神社の境内社であり、海賊退治を行い島を守り、この島で亡くなった野崎隠岐守綱吉を奉った神社だそうです。1990年代にある住民が宝くじを購入した際この神社に当選を祈願したところ高額当選したので、それきっかけに、「この神社に祈願すれば宝くじが当たる」という評判が立つようになった。この神社が有名になる前には、唐津から高島にわたる高島航路は住民と釣り人や教師などが乗船するのみで島には食事ができるような施設もなかったが、最近ではジャンボ宝くじが発売されるたびに祈願の人がこの神社を来訪するようになり、島おこしグループなどが運営する会社により来訪者への様々な施設も整備されています。
塩屋神社
神社参拝後、島の海岸線を歩く
宝くじ「招福猫」を発見!−話題騒然「さわるとあたる」と殺到中
背中の辺りに 「  」 という文字が浮かんで見える三毛猫ちゃんで、そのコを最初に見つけた人が 高額宝くじに当たった事から お金の「かねちゃん」 と勝手に呼ばれるようになったとか
女性セブン [ 2007年08月09日号]で紹介されたその猫に触ると宝くじに当たるそうで、今年の5月のジャンボで3億円の当選のお礼い参りがあったそうです。この猫(名前:かねシャン)はめったに会えないそうで当日は幸運にも会えましたので触りまくりました。
右側の若い女性と抱いている猫は群馬から、かねチャンにあやかりたいと会いにきた若夫婦で左は野崎酒店の奥さんです。
唐津湾クルージング
お休み処の野崎船長のご好意で50分間の唐津湾クルージングで海からの唐津城、虹の松原、姫島等の風景に感激でした。
唐津の初代藩主、寺沢志摩守広高が慶長13年(1608)に築城。現在ある唐津城は昭和41年に完成。五層五階、地下一階の美しい天守閣は「舞鶴城」とも呼ばれ、また趣きあふれる茶室などがあり、各階は藩制時代の貴重な資料や古唐津、武具の展示館となっています。
唐津東港からお魚村で買物・休憩後帰宅しました。