第13回  歩こう会

   

弥生〜飛鳥時代の【博多】を歩く
簔島・天上田の地名の由来や金隈・雑餉隈・月隈等の隈とは?
平成14年12月10日(火)AM10:00〜16:00 
 10月1日(火)西鉄・雑餉隈駅に総勢38名が集合。
 午前中は、弥生時代の甕(カメ)棺墓が348基も発掘された金隈遺跡や福岡市埋蔵文化財センタ-
 を見学しました。
 午後は、わが国最古の水田跡として有名な板付遺跡から始まり、古墳時代の大和朝廷の
 「那津官家(ナノツノミヤケ)」跡を経由して、竹下のアサヒビール構内にある剣塚古墳を探訪しました。
 一日の歩行距離12Km! 最後は懐かしのアサヒビール園で、一年間の無事と健康に感謝し
 「忘年会」と洒落込みました。                                                    (野田 弘信)

 

福岡市埋蔵文化財センター
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今朝は5℃寒空の中の歩こう会
  金隈遺跡は福岡平野の東部、御笠川に沿って南北に伸びている月隈(つきぐま)丘陵のほぼ真ん中あたりに位置 している。近くには、日本でも最古の水田跡の一つと言われる板付遺跡や、すこし南下した春日市には、奴国の 中心地ではないかと推測される須久岡本(すくおかもと)遺跡などがあり、この一帯はまさしく弥生時代の遺跡 の宝庫である。昭和43年、桃畑の開墾作業中にこの遺跡は発見された。福岡市教育委員会の発掘調査の結果、弥 生時代の大規模な共同墓地の跡として、学問的にも非常に価値の高い遺跡であることが判明し、昭和47年には国 指定の史跡となり長く保存されることとなった

金隈遺跡       甕棺(かめかん)展示館。

数々の出土品甕間基・土こう基・石棺基 遺跡の人骨調査の結果当時の身長男163cm女151cm
福岡市埋蔵文化センターで福岡市の史跡を見学
博多・板付遺跡早期稲作跡環濠遺跡
ムラは2重の楕円形の環濠の中
復元された竪穴住居と貯蔵穴
環濠が集落の廻りを取り囲んでいる様子がよくわかる発掘当時の写真 板付遺跡は弥生時代のムラの様子よく判る遺跡
板付遺跡弥生館での遺跡品見学 水田の道具類